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社会福祉法人佑啓会ふる里学舎
社会福祉法人佑啓会ふる里学舎
・住所:〒299-2725
千葉県南房総市和田町黒岩1190-1
・電話:0470-40-7227
・web:https://yukeikai-fg.jp/
利用者も職員も、自分のふる里のように思ってもらえる場所を目指して
2002年4月1日南房総市和田町に開所した「社会福祉法人佑啓会ふる里学舎和田浦」は、施設入所支援(※1)を行う、障害者支援施設です。
和田町は、温暖な気候を生かした花の栽培や、鯨漁の捕鯨基地、サーファーが集まるサーフポイントとして有名な町ですが、ふる里学舎は海から少し離れた小高い山の中にあります。そこには広大な敷地と立派な建物があり、何やら楽しそうに活動している人々の姿がありました。
(※1)施設入所支援
“施設に入所する障害のある方に対して、主に夜間において、入浴、排せつ、食事等の介護、生活等に関する相談・助言のほか、必要な日常生活上の支援を行います。生活介護などの日中活動とあわせて、こうした夜間等におけるサービスを提供することで、障害のある方の日常生活を一体的に支援します”
引用:WAM NET(ワムネット)https://www.wam.go.jp/content/wamnet/pcpub/syogai/handbook/service/c078-p02-02-Shogai-16.html
「職員が楽しくないと、利用者も楽しくない」
そう話すのは、理事長の里見吉英さん。職員が楽しむための野球部、神輿部、バンド部などの活動が活発で、バレー部は協会で開かれる県大会で優勝するほど。部活動の日程に合わせて勤務表を作成している辺り、楽しむことも大切にしていることがうかがえます。
また、観劇ツアーを企画したり、地域の人と一緒に納涼祭を楽しんだり、スポーツ大会や職員旅行も実施しています。施設の支援員と聞くと重労働で大変そうなイメージがありましたが、ふる里学舎に一歩足を踏み入れると、会う人会う人みんな笑顔で爽やか、そして元気があふれていました。理事長の考えである「利用者も楽しく、家族も楽しく、職員も楽しく」が実行されている証拠ではないでしょうか。
地場のものを利用したモノ作り
ふる里学舎和田浦では、外房のきれいな海水を生かした塩作り、花や野菜、原木シイタケの栽培、ジャム作り、木工製品作りを行っています。利用する方と職員が一緒になって、それぞれの個性と特性にあわせてできることを行います。
野菜畑で作業をしていた職員に話を伺いました。埼玉から移住してきたという男性職員のAさんは、サーフィンをしに南房総を訪れていたそうです。重機を扱う前職で大けがをし、全介助で車いす生活になったとき、福祉に興味をもち、勉強を始めました。現在は軽作業ができる程度に回復。移住前にハローワークで仕事を探し、ふる里学舎和田浦へ。「今までの暮らしは障害者と接する機会がありませんでした。けがで当事者になって初めて分かったことがあります」と話すAさん。自分の体験を生かして、利用者の方と一緒に野菜を作り、販売することにやりがいを感じていると話してくれました。
ジャム作り担当歴9年。利用者さんと関われるのが一番うれしい
2009年入社、館山出身の奈良麻紀さんは保育士を目指していましたが、実習で訪れた施設での体験が彼女を支援員へと導きました。ジャム作り以外に生活科や園芸科にも配属された経験があり、新鮮な気持ちで仕事に取り組むことができたそうです。こちらが言っていることを理解できない方にどう伝えたらいいか、うまく伝えられず、こちらの意図が伝わらないことが一番難しいと言います。その難しさを帳消しにしてくれるのが、利用者さんの笑顔。いろんな人と、たくさん関われるのが楽しいと話してくれました。
佑啓会で初めての福祉型児童入所施設「ふる里学舎千倉」
ここでは20人の児童と、一時保護の児童・成人総勢30人が共同生活を送っています。支援員たちは、8時半に子どもたちを学校へ送り出し、掃除や洗濯を行い、学校からの記録に目を通したりします。子どもたちが戻って来たら、バスケや野球、サッカー、プールなどで一緒に遊ぶのも大切なお仕事。夏休みには敷地内にテントを張って、バーベキューを楽しむこともあります。支援員は子どもたちにとって時には友だちであり、兄や姉であり、親であり、先生でもある。ふる里学舎千倉という大家族の一員としてみんなで暮らし、いつかふるさととして帰って来られる場所なのです。
ふる里学舎千倉の職員にインタビュー
みんなのお父さん役、施設長の長尾篤さんは青森県出身。ふる里学舎和田浦での支援員を経て千倉の施設長となりました。旅行クラブの会長も務めていて、八丈島や大島、北海道へ旅行に行ったり、近場の鴨川でいいホテルに泊まってお酒を飲んだりして楽しんでいるそうです。クラブ活動には、いろいろな事情で職場を辞めることになった元職員も参加することがあるそうです。
福祉系の学校を卒業して職員になった千倉出身の鵜野保彦さんは、先輩に相談に乗ってもらったりできて働きやすい職場だと教えてくれました。さまざまな事情で施設に通っている成人の方と一緒に、野菜作りや田んぼ、木工作業などを行っているそうです。福祉だからという訳ではなく、働くということは全て同じで、厳しいことも楽しいこともある。やる気があればうまくやっていけると思うと話してくれました。
鴨川出身の新山友香さんは、保育士になるために短大へ進みました。支援員として小2~高3までの子どもたちを見ていて、保育士としての学びが役に立っていると言います。虐待を受けた子に自分の存在を認められ、必要とされるのがうれしいと言う反面、自分の伝えたいことがなかなか伝わらないもどかしさを感じることも。ときには子どもたちとカラオケに行って楽しむこともあるそうです。
ふる里学舎和田浦も千倉も、敷地に入るとみんなが元気にあいさつをしてくれて、誰が職員で誰が利用者なのか、一見して分からないくらい両者に垣根がなく一緒に作業をしていました。結婚、出産を機に職場を離れた人も、子育てがひと段落したら復帰する人が多いそうです。この気持ちの良い空間は、職員も利用者も自分ができることを自分のペースで楽しく行えているからこそ生まれているのだと思いました。興味を持った方はぜひ一度、問い合わせをしてみてください。
問い合わせ:ふる里学舎和田浦 0470-40-7227 担当:東瀬戸(ひがしせと)
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