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「第4回 おやこ交流会」を開催しました!

「子育ておしゃべりひろば ~知りたい 子どもへの関わり方~ 」をテーマに行われた「第4回 おやこ交流会」の様子

 

南房総市子ども教育課子ども家庭支援室では、今年度から、転入してきた子育て世帯を対象に「転入ファミリー交流会・おやこ交流会」を開催しています。今回は「第4回 おやこ交流会」を開催しましたので、その様子をお伝えします!

「第1回 転入ファミリー交流会」の様子はこちら
「第2回 転入ファミリー交流会」の様子はこちら
「第3回 おやこ交流会」の様子はこちら

おやこ交流会は1月29日(水)、丸山地区にある子ども家庭支援センター「オレンジ」で行われ、初参加の親子を含めた6組の親子が参加しました。

初めに南房総市子ども教育課子ども家庭支援室保健係の加藤保健師から
「子育ては楽しいこともありますが、悩むこともたくさんあります。オレンジの会※では『イライラしない子育て』を推進していて、ペアレントトレーニングを行っています。今回は子育てのヒントをつかんでもらえたらいいなと思って『子育ておしゃべりひろば ~知りたい 子どもへの関わり方~ 』を企画しました!」
と挨拶がありました。

続いてオレンジの会で相談員を務める福原さん・早川さんにバトンタッチ。
初めに参加者の緊張をほぐすため、福原さんの進行で「共通点探しゲーム」が行われました。参加者同士がペアになり、会話の中で共通点を探していくというものです。

「出身が同じ北海道でした!」
「誕生日が1日違いでした!」
「朝食がおでんでした!」

オレンジの会で相談員を務める福原さん

 

ペアごとに驚きの共通点が見つかり、味のしみたおでんの話で盛り上がったところで、続けて自己紹介へ。
氏名・住まい・お子さんの年齢のほか、「今日知りたいこと」について一人ずつ発表すると、

「子どもとのコミュニケーションの取り方を知りたい」
「知りたいことが分からない」
「何でも知りたい」
「外食の時に子どもの食事をどうしているか知りたい」
「イライラしてしまうことが多く、対処法を知りたい」

など、ママ・パパからはお悩みの声が。

すると、相談員の早川さんから
「イライラは自然なこと。自分はダメだと思わないで。『助けて』を言えることは大切」
とお話しがありました。

オレンジの会で相談員を務める早川さん

 

そして、絶賛子育て中のママ・パパに対して、
① 肯定的な声かけの方法
② 考え方をバッドサイクルからグッドサイクルへもっていくための肯定的なしつけ
③ 否定的な言葉やあいまいな表現を使わずに分かりやすく具体的に伝えることが大切
など、子どもへの関わり方についてアドバイスありました。

その後はママ・パパのcaféタイム。お茶を飲みながら、今回のテーマの一つ「知りたいこと」について、参加者同士「外出した際の子どもの食事」や「パパの育児への関わり方」「夫婦の役割」などについて経験談を交えながら楽しく会話を楽しみました。

参加者同士で楽しく会話をする様子

 

イベント終了後に相談員の早川さんにお話しを伺うと、
「自分も子育てを経験し、今は相談員という立場ですが、いまだにママ・パパとお話しする中で気づかされることがたくさんあります。今日のようなイベントは私たち相談員にとってもとても有益です。今日お話ししたことはペアレントトレーニングで行っている『オレンジプログラム』のごく一部です。個別相談も行っていますので、悩んでいる方はぜひお気軽に相談してください」
と話していました。

イベント中はママ・パパがゆっくりお話しできるように、市の支援スタッフがお子さんと遊んで過ごしました😊

 

南房総市で今年度から新たにスタートした「転入ファミリー交流会・おやこ交流会」。子ども教育課子ども家庭支援室では今後も転入者や移住者の子育て世帯の仲間づくりのきっかけとして交流会を開催していく予定です。お楽しみに!!

 

※オレンジの会とは「NPO法人子ども家庭サポートセンターちば」の通称です。オレンジの会は南房総市『オレンジ』、鎌ヶ谷市『K’orange』、佐倉市『Sakura』の県内の3か所で児童家庭支援センターを運営し、地域の子育てや里親子を支援しています。

 

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