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農業活力を盛り上げよう!JA安房「農業元気塾」

JAグリーン館山店。農産物直売所として新鮮な地元野菜をはじめ、四季折々の花や加工品を販売しています

 

JA安房では、地域文化の継承や景観維持のため、新規就農をはじめ多様な担い手支援を行っています。その一環として、令和元年から直売への出荷者向けに「農業元気塾」を開催しています。

「農業元気塾」は農業活力を盛り上げることを目的に座学・実技合わせて年間10回ほど開催され、無料で参加することができます。毎回テーマが違うため、ご自身が興味のある回に参加するのがおすすめです。

今回は第43回「直売所向け有望品種について」に参加してきましたので、その内容をレポートしていきます。

今回の講習はJA安房本店で行われました。
住化農業資材株式会社 北村氏を講師に迎え、家庭菜園WEBサイト、潅水資材特設サイト、野菜づくりに関する書籍の紹介が行われた後、育苗管理について説明がありました。育苗管理については「水・空気・温度のバランスが重要」ということで、特に覆土や芽出しについてイラスト付きの資料とともに詳しく説明がありました。

具体的な品種の紹介については「病気に強い品種」「在圃性に優れる品種」「今後注目の品種」「良食味の品種」としてキャベツ、ケロッコ、ハクサイ、ホウレンソウ、トウモロコシの品種紹介とともに、それぞれ栽培のポイントや害虫・病害対策についてもお話がありました。

その後は、平林物産株式会社 栗原氏・中村氏からビニールハウス、マルチ、潅水資材、防虫ネットなど農業資材や、直売所向け花の有望品種としてヒマワリ、アスターの紹介がありました。特にヒマワリは景観用作物として環境美化にもおすすめとのこと。さらに、最近では環境への配慮や連作障害対策として緑肥での土づくりが増えている他、環境にやさしい生分解性のマルチも登場しているとのお話がありました。

講習の最後には、JA安房営農販売部担い手指導課 谷貝氏から「二十四節気に合わせてTV等で食材をPRしてくれるので、収穫時期をそこに合わせて作付けを意識すると良いと思います」とアドバイスがありました。

今回初めて農業元気塾に参加しましたが、実践的な内容ですので、すぐに現場で活用できるのではないかと思います。
これから直売所等へ出荷をご検討される方は、ぜひ参加されてみてはいかがでしょうか。

その他JA安房では「ナバナチャレンジセミナー」「シシトウチャレンジセミナー」「無料職業紹介」など様々な支援を行っております。詳しくはJA安房 営農販売部 担い手指導課(0470-24-9114)へお問い合わせください。

 

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JAグリーン(農産物直売所)