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2022.06.03
「房州びわ」が旬を迎えています
南房総市の内房(東京湾側)に位置する富浦・富山地区ではびわづくりが盛んです。
房州びわの歴史は、宝暦初年(1751年)頃から天明4年(1784年)頃にかけての富浦地区南無谷・豊岡での栽培がはじまりとされます。
明治33年に初めて「南無谷枇杷組合」が結成され、各方面で活発な組合活動を展開した結果、ようやく栽培技術が向上し優良な品種が生産されるようになりました。そして明治42年、はじめて優秀なびわを選果して、天皇・皇后両陛下並びに皇太子・同妃殿下に献上することとなり、以降、恒例の行事となっています。
また近年では、廃棄対象となる規格外のびわを加工し製品化する取り組みが進んでいます。
富浦町史に「五・六月頃熟して、橙黄色の美しい色をつけ香り高い実となる。」と記され、地域では初夏の味覚として親しまれています。収穫期は、ハウスびわが5月、露地びわが6月の限定された期間です。
南房総へお越しの際は、是非房州びわの味覚をこの機会にお確かめください!
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・道の駅とみうら枇杷倶楽部