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2024.08.21
「透き通る 房総の海と ところてん」
夏の季語でもある「ところてん」。夏バテで食欲が減退した時に、食べたくなるひと品です。江戸時代にはところてんを食べて、涼を取っていたといわれています。
ところてんは「天草」という海藻の一種を原料としています。南房総で獲れる天草は太くて柔らかいのが特長で、この天草を水と一緒に煮出し、その煮汁を冷やして固め、ところてん突きで細く突き出したものがところてんです。ところてんは食物繊維が豊富で低カロリーなため、整腸作用や美肌効果が期待できます。南房総地域ではほのかに磯の香りを感じられる海の恵みとして親しまれています。
今回は南房総市産の天草を使用して、ところてん作りにチャレンジしてみました!
<ところてんの作り方>
① 天草50gを水洗いして、ゴミを取り除く
② 洗った天草と水2.5ℓを鍋に入れ、水から茹でる
③ 沸騰したら酢を大さじ1杯加え、吹きこぼれない程度に30~40分ほど煮る
④ こし布などで、煮汁をこす
⑤ バットやガラスの容器などにうつし、粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やして固める
⑥ ところてん突きで押し出すか包丁で細く切る
⑦ 好みで三杯酢や黒蜜をかけて食べる
手作りしたところてんは味わいもひとしお。一度にたくさんの量ができるので、春雨の代わりに中華サラダにアレンジするなどもオススメです。
ぜひ皆さんも南房総の海の恵み「天草」を使用した「ところてん」で暑い夏を乗り切りましょう!!
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