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2025.02.18
生産量日本一!!キンセンカの収穫&活用を体験!~白浜小3年生~

キンセンカ(別名:カレンデュラ)を次々に収穫していく子どもたち
南房総市はキンセンカ(別名:カレンデュラ)の生産量日本一を誇っています。
白浜小学校では、2006年から地元農家の協力により地域学習としてキンセンカの栽培を行ってきましたが、現在は白浜地域づくり協議会「きらり」が協力し、種まき、植え替え、草取り、収穫、活用まで一連の流れを「南房総学※」の一環として体験しています。
今回は3年生の児童13人がキンセンカの収穫と、キンセンカを使ったワークショップを行うということで、その様子を取材してきました!
※南房総学について詳しくはコチラ

子どもたちが作成した「キンセンカ新聞」
<キンセンカの収穫>
収穫が行われたのは1月21日(火)。場所は「きらり」の会員でもあるカレンデュラ農家 五十嵐大介さん・早矢加さんが営む「ベレケの村」のほ場(農地)です。
子どもたちはこの日の収穫作業を心待ちにしていました。
初めに五十嵐さん夫妻から
「みんなが一緒に育ててくれたキンセンカです。今日は好きな長さで好きなだけ採っていってください!そして家で飾ったり、食べたりしてみて下さい!」

キンセンカの収穫について話をする五十嵐早矢加さん(写真中央左)・大介さん(写真中央右)

かわいい花束ができそう♪

たくさん採れたよ
袋いっぱいにキンセンカを収穫した後は、五十嵐さん夫妻に質問タイム!
子どもたちからは
「種を撒いてからどれくらいで花が咲きますか?」
「花瓶のお花はどれくらいで枯れますか?」
「動物に荒らされたことはありますか?」
「つぼみが星の形をしているものがありました。だからオレンジスターという品種名なのですか?」
など、たくさんの質問が寄せられ、五十嵐さん夫妻は質問に一つ一つ丁寧に答えていました。

「オレンジスター」という品種のキンセンカのつぼみ
<キンセンカを使ったワークショップ>
ワークショップはキンセンカの加工・販売にも力を入れている五十嵐さん夫妻を講師に迎え、2月3日(月)、白浜小学校の家庭科室で行われました。
ワークショップではキンセンカオイルにミツロウと精油を加えた「リップクリーム/保湿クリーム作り」と、クエン酸・重曹・エタノール・精油を混ぜこみ、そこに乾燥させたキンセンカの花を加えた「バスボム作り」が行われました。
◆「リップクリーム/保湿クリーム作り」の様子

カレンデュラオイルを計量する

カレンデュラオイルにミツロウを入れて湯せんで溶かす

好みで精油を垂らし、リップクリームと保湿クリームの容器に流し入れ、固まったら完成!
◆「バスボム作り」の様子

重曹を計量する

袋に重曹、クエン酸、エタノール、精油を入れ、よく揉みこむ

乾燥させたキンセンカの花を見て「かわいい~♡」と手に取る児童

容器に混ぜた材料とキンセンカの花を入れ、スプーンでしっかり押し固めたら完成!
児童の一人にこれまでのキンセンカの栽培体験について話を聞くと、
「今日のワークショップはもちろん楽しかったけど、種まきや植え替え、草取りも全部が楽しかったです!」
と答えてくれました。
白浜小学校3年生が取り組んできた南房総市が生産量日本一を誇るキンセンカの栽培体験。白浜のキンセンカ(カレンデュラ)畑は、これからも子どもたちのふるさとの風景として、太陽のように明るく元気な花を咲かせ続けてほしいと思います。
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