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おやどすえひろ/Biyousalonうらら 星野 俊文さん 順子さん
おやどすえひろ/Biyousalonうらら
・住所:〒295-0102
千葉県南房総市白浜町白浜623−45
・電話:0470-38-3902
・web:https://oyado-suehiro.com/
国の登録文化財に指定されている野島崎灯台がある野島崎は、南房総国定公園にも指定されている千葉県屈指の観光地で、多くのホテルや飲食店が立ち並びます。この野島崎の中でも一等地に建つ「おやどすえひろ」は景観と南房総の新鮮な食材を活かした料理で評判の宿です。今回は「おやどすえひろ」の星野さんご夫妻にお話を伺いました。
<俊文さん>
生まれも育ちも南房総市白浜町です。高校卒業後は東京で会社員として働き、帰郷後、ホテルにて料理の修業を行なった後、実家の飲食店を継いで飲食店を経営。2016年に飲食店を建て替え「おやどすえひろ」を開業しました。
<順子さん>
生まれも育ちも南房総市千倉町です。高校卒業後は東京で美容師として働いていました。帰郷後、夫と二人で飲食店を経営した後「おやどすえひろ」を開業しました。
■飲食店から宿に変えた理由を教えてください
飲食店の建物が古くなり建て替えやリフォームが必要となっていた事もありますが、調理の仕事を始めるようになってからコース料理を作りたいと思うようになりました。飲食店では主に定食を作っており、観光のお客様は食事時間が限られていて量やスピードが求められます。これではゆっくりと料理を味わっていただくことが出来ない。宿であれば自分で作った野菜や自分で獲ったイセエビ、アワビなど新鮮な食材を使った料理を提供することができると考えました。食前酒からデザートまで自分で作ってみたいと思い宿を開業しました。また、宿内では妻のスキルを活かし美容室としてカット・エステも施術しています。
■南房総には大きな市場がありませんが、食材の仕入れなどはどうされているのでしょうか
野菜はほとんどが自家製です。イセエビ、貝類と海藻類は自分で獲り、魚は主に千倉港の定置網の仲買から直接仕入れています。肉は地元南房総のブランド牛「里見伏姫牛」を使っています。南房総は食材が豊富なので、大きな市場が無くても困ることはありません。
■おやどすえひろの特色とこれからやってみたい事などがあればお願いします
野島崎灯台の目の前にあり風呂、客室、食堂から燈台と太平洋が一望できます。
料理には特に力を入れていて手作りにこだわっています。イセエビ、サザエ、ウニとヒジキ、ワカメ、ハバノリ、フノリなどの海藻類は自分で潜って獲ります。野菜は家族で作った有機栽培。バジル、ミント、ローズマリーなど畑から摘んできたハーブで作ったジェノベーゼソースは格別です。
房総では正月の雑煮に欠かせない「ハバノリ」という海苔があります。冬の夜中に潜りゴミや砂を取り除き、海苔簀に広げて天日干しにするまで、すべて手作業。都会や通販で買うと1枚千円の超高級海苔ですが、房総の家庭では昔から普通に食べられていました。その他にも「イソッピ」(小さなカニ)や「シッタカ」(三角形の巻貝)「くじらのたれ」(くじらを醤油などに漬けて干したもの)など、都会ではあまりお目にかかれない食材も紹介したいと思っています。
南房総初上陸のマリンコスメティック<アルゴテルム>を使用したエステトリートメントとスペシャルなお食事をプラスした、お腹と身体の癒しの1日1組限定のプラン。まだ売り出し未定ですが・・・
ランチやディナーにも挑戦してみたいと思ってます。
■星野さんが考える南房総の魅力とは
自然が豊かで制限が少なくのんびりと暮らせるのが魅力です。海に潜れば海産物が獲れる、畑へ行けば野菜がある、山へ行けば山菜が採れる。気候が温暖で食材が宝庫だと思います。
■南房総市への移住や起業を検討されている方へ向けてアドバイスなどがあればお願いします
観光でも二拠点居住でも構いません。まずはこちらへ来てみて釣り、サフーィン、家庭菜園など、やりたいことをやってみてください。物件は不動産屋で探すのも良いですが、空き家がたくさんあるので地元の方に聞いてみるのもおすすめです。
【名称】おやどすえひろ (食を楽しむ大人のかくれ家)/Biyousalonうらら
【業務内容】宿泊施設/美容室
【住所】〒295-0102 千葉県南房総市白浜町白浜623-45
【電話】0470-38-3902
【web】https://oyado-suehiro.com/